映画感想文2「21世紀の資本」

ネタバレあり!!!(けど関係ない気もする)

 

 

クローズアップ現代みたいな感じかな。」と思って見に行ったのですが、そんな感じでした。(映像がすこしわちゃわちゃしている。)

 

貴族みたいな人たちの時代から、世界大戦を経て、現代にいたるまでの世界史の解説の映画です。

「何年に戦争がありました。勝ったのはこの国です。」みたいな解説ではなくて、

「格差が拡大していき、そのせいで戦争がおきました。その影響であれがおき、、、」みたいな感じで流れで説明してくれます。

 

また、印象に残ったのがゲームの実験?の話で、大富豪的ボードゲームの話なのですが、最初のダイスに勝った人がとても有利な状況でゲームを支配してしまうのですが、勝因を尋ねると、「最初のダイスにかったから。」という人はほとんどいなくてたいていの人は自分の実力で勝ったように思うそうです。そして振る舞いも横暴になるそうです。(自分がトランプの大富豪で勝っている時を思い浮かべればよいと思います。)

 

この映画自体が情報量がすごくて、100分は集中力がなかなか大変だと思うのですが、印象に残ったのは「格差が戦争を引き起こした。」という部分と、

「戦後の復興期には理想的な中産階級の時代がくる。」という部分です。

(平和だと格差が拡大していき、戦争が起きると平等になる。)

 

平和な時代っていうのは、なかなかこなくて生活がくるしいぐらいが普通って考えればいいのかな?しかし格差が増えると戦争が起きる?しかしその後平等になる?