「日本の」労働組合について考える

以下のブログがとても面白いと思いました。

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以下部分参照×3

企業別組合が強いことが一因でしょう。日本企業は例えば賃金制度などを変える時、労使が水面下で協議し、制度設計の段階からある程度、組合の意向を反映させます。内部調整機能が発達していることには、実質的に労働者の声を取り入れやすく、不要な衝突を避けられるというメリットもあります。

(「和を以って尊しとする。」素晴らしいことだと思います。ただ企業組合に加盟できない人はどうなるの?)

 

どの業界にも共通することですが、ワークルールの外で働く人が増えるほど、労働環境全体が悪い方へ引っ張られ、適正なルールで働ける職場に人が集まらなくなってしまう。悪貨が良貨を駆逐するのです。

(正直SE業界って、フリーランスとか、謎のリモートとか、謎に意識高い人とか、コミュ障が多い気がする。)

 

1960年代に旧電電公社の組合(全電通)は、電話交換手の女性たちの離職防止のために育休制度を作り、それが他の組合に波及して育児・介護休業法の制定につながりました。KDDIの労使は、業界に先駆けて勤務時間インターバルを設け、制度化の先鞭をつけました。一つの職場で生まれた労働協約が、社会のルールとなった事例はいくつもあります。

(組合の主体性から、慣習やルールが生まれることもある。)

 

 

私としては、昔の会社が家族のような時代の労働組合もいいものだと思うのですが、正社員と非正規で分断されている現状は、昔の労働組合が機能不全を起こしていると思います。

力が正義という考え方は、くだらないとは思うのですが、力なきものの話はなかなか聞いてもらえません。以下のような流れが作れれば、

①まずは、非正規同士で労働組合を作る。

②①の力で正社員の労働組合と仲良くなる。

③本命にあたりにいく。

 

日本人は、外国に比べて均質的な、争いを好まない感じがいい点だと思うのですが(障子やふすまは外人はセキュリティを感じれない。)、それが少しの差で緊張が高まる原因になっているかもしれませんが、まずは、テレビみたいな会話を止めにして、気楽に話せる人と話すぐらいから始めるといいと思います。(小学校の時、グループがたくさんあったじゃない。そんなもんじゃない。)