PRESIDENT 2025/12/5号 P84~P87 米国が直面する分断社会の末路
(インタビュー形式の記事、回答者はアメリカ人の女性社会学者、感情社会学)
より参照しております。
孫正義の読書術は必読!
読もうPRESIDENT!
私は、仕事をしているときに思った「なんでこんなクソな仕事なんだろう?」という疑問の答えを探し続け、そして現在は、答えは見つかった状態です。
なんとかクソな世界を変えたいと思っていますが、「もう、どうにも止まらない」って感じです。
以下参照です。
「ーー大統領の言説が右派に自信を与え、分断を煽っていると思いますか。
この質問を聞いて、ある人の言葉を思い出した。「トランプは、石炭火力発電の雇用復活をはじめ、経済的恩恵は何一つ、もたらしてくれなかった。だが文化的に、私たちの”プライド”を取り戻してくれた」と。
まさに「盗まれたプライド」のナラティブ(物語)だ。彼らのプライドの源だった良い仕事や家族が誰かに奪われてしまったという。トランプ曰く、その「泥棒」とは、移民や民主党、左派、難民だ。そして、「私が取り戻してやる!」と、彼は約束する。
つまり、トランプは「文化」を通して、支持者に報いているのだ。関税による物価高や公的医療保険の縮小などで暮らし向きは悪くなったが、右派は経済的幸福と引き換えに、文化的な代替物を教授している。」
(アメリカ人は馬鹿だ。謎のプライドのために経済を代償にしているw←とてもじゃないですが、このように笑うことはできません。これは今の日本人。鏡で写したようなもの。日本人もアメリカ人も、とにかく苦しいのだと思う。だから苦痛からの解放を願っているのだと思う。ますます苦しくなるとか考える余裕はないのだ。)
「中年の白人男性が、高層ビルの向こう側にそびえる「アメリカンドリーム」を目指して列に並んでいる。長年並んでいるが、少しも前に進まない。いいかげん、足が疲れてきた。
前列の人々の数は、後列の人々よりもずっと少ない。列の前に女性が割り込んできた。彼女は自分よりも教育レベルが高そうだ。その後ろには、男性のアフリカ系米国人や移民もいる。
そしてクライマックスでは、アメリカンドリームに近づいている人が振り向きざまに、こう言い放つ。「あなたは教育レベルが低い。愚かだ。人種差別主義者、性差別主義者、田舎者!」と。白人男性は侮辱され、いっそのこと列から抜け出そうかと思う。」
「ーー欧米に続き、日本でも、極右的な政治家や政策への支持が増しています。
グローバリゼーションと自動化が人々のプライドを不安定にさせ、恥の感覚を呼び起こす。上のほうにいた人々は落ちていくのを実感し、下のほうの人々は、さらに落ちていく。
この不安定さが恐怖心を生み、人々は右派の声に引き寄せられる。「私が、あなたの喪失を取り戻す」という声だ。ノーベル経済学賞をとった米心理学者のダニエル・カーネマンによれば、損失は、欲しいものが手に入らないことよりも強い感情を引き起こす。」
(溺れる者は藁をもつかむ。日本人は、高市をつかんでいるwそしてこのような人間の性質は、自民党は理解していると思う。現実の政治に適用しようとは、まともな知性があれば思わないだろう。自民党自体も「喪失のナラティブ」に耐えられないのだろう。)
PRESIDENTとか株をやってる人とか、経済情報をより知りたいという余裕のある人しか読まないのではないでしょうか?
そのようなハイクラス向けの雑誌にしか、このような自由な言論が存在しない。
お金のある所には、良質な情報も集まるというこれもまた資本主義の矛盾なのでしょう。
最後に、参照。
「ーー「感情」に注目する社会学者として、教授は右派の人々との心の交流を通し、彼らを覆う「怒りと嘆き」の根本にあるものを突き止めたのですね。
まず、共感を抱くことが大切だ。人には、他社の気持ちを理解し、相手の立場に立つ能力がある。問題は、意見が違う相手にはそうしないことだ。トランプ支持者に共感すると、伝染病のごとく、彼らの考え方に染まってしまう、と。だが、共感しても、道徳観は変わらない。心が広くなるだけだ。
もう一つの問題は、共感を「女性的」な弱さの表れだと見なすことだ。共感は譲歩であり、「敵」に慰めを与えることになるという思い込みだ。
だが、共感は「奥深い力強さ」の礎であり、私たちがどうすべきかを教えてくれる。それこそが、米国人にとっても最も重要な情報だ。というのも、感情の論理を通して語るカリスマ的なリーダーが政権を握っているからだ。」
(我々は資本主義社会でくらしているので、損得で物事を考えますが、どうやら一周回って、「感情の時代」に入っているようです。座禅でもしないといけません。重要なことは、自分をコントロールして、相手を理解することです。)
