読書感想文

タイトルにつられて本を読みました。

ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち」

https://www.amazon.co.jp/ヒルビリー・エレジー-アメリカの繁栄から取り残された白人たち-J-D-ヴァンス/dp/4334039790/ref=sr_1_1?hvadid=187108772580&hvdev=c&jp-ad-ap=0&keywords=%E3%83%92%E3%83%AB%E3%83%93%E3%83%AA%E3%83%BC+%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%BC&qid=1562991715&s=gateway&sr=8-1

 

本の内容としては、チェーンソーでサバイバー達を切り刻む怪人の数奇な人生を描いたというわけではなくて、スコッツ=アイリッシュ(白人労働者階級いわゆるヒルビリー)の若者がアメリカンドリームを成し遂げて、投資会社の社長になるまでの話です。

 

少し前に「shoe dog」という本を読んだのですが(ナイキの社長の話)、単なる自分語りで途中で読むのをやめてしまったのですが、こっちの本はまずヒルビリーという人たちについてあまりにも正直に教えてくれます。(祖母が12歳で、泥棒を殺そうとしていたり、おじが痴漢をナイフで脅迫したりする一族)そして、そんなヒルビリーに対する誇りや愛情があふれています。

 

この物語の影の主役は祖母だと思うのですが、「土地利用制限法なんてくそくらえ。私のルビー色の✖✖✖✖でもなめやがれ!」はすごいセリフだと思った。