最初は、「島唄」という歌は、沖縄の古くからの歌で、雄大な自然を歌ったイメージを持っていました。(主にスロットが育んだイメージです。)
ある時に、NHKのど自慢で、天国のお父さんへ向けて中学生の男の子が歌うところを見て、「この歌はレクイエム(鎮魂歌)なんだなあ。」と気づきました。
そしてつい最近、中日新聞で以下の記事を読みました。
・結構新しい歌だった。
・本土人が作った歌だった。
・米軍が攻めてきて、集団自決のシーンの歌だった!!!
歌詞)
でいごの花が咲き
風を呼び 嵐が来た
意味)
災厄を告げるというでいごの花が咲き、
(1945.4.1)沖縄本島に米軍が上陸した
歌詞)
でいごが咲き乱れ
風を呼び 嵐が来た
繰りかへす哀しみは 島わたる 波のよう
意味)
でいごが咲き乱れる1945.4-6月に、
寄せ引く波の様に、殺戮は繰り返された
歌詞)
ウージぬ森で あなたと出会い
ウージぬ下で 千代にさよなら
意味)
サトウキビ畑であなたと出会い
(ガマ)鍾乳穴の防空壕で 君が代にいう永久の御代との別れ
歌詞)
島唄よ 風にのり
鳥(しびとの魂)と共に 海を渡れ
意味)
島唄よ 風にのり
しびとの魂と共に 海を渡れ
歌詞)
島唄よ 風にのり
届けておくれ わたしぬ涙
意味)
島唄よ 風にのり
本土に伝えておくれ、沖縄の悲哀を