アメリカ国債が格下げされたようです。
このようなショックが起きた時には、円高!、株安!となるのがセオリーと
思っておりましたが、☆円安!☆、株安!となりました。
結局、その後は、「こんなの気にしない!どうでもいいじゃん!」っという感じで、乱痴気騒ぎは続くようです。
しかし、なぜ円安になったのでしょう?
普通に考えれば、アメリカ国債の信用が低下すれば、円に回帰するのが、通常の流れのように思います。まさか、信用が低下すれば金利が上昇するという銭ゲバな考え方なのでしょうか?
ここで為替ヘッジについて考えてみたいと思います。
(2022年8月(一年前)のアメリカ人の気分で計算いたします。アメリカ人からみると、円安なので割安に日本株が購入できます。)
2022年8月のアメリカ人
100万$で日本株を購入、(1$=145円)
100万$→1億4500万円
円安に振れた場合にそなえて、為替の先物を購入する(為替ヘッジ)
1年後に1億4500万円→100万$にする権利を予約。
日本金利=0%、アメリカ金利=2.5%、手数料は2万5千$もらえる。
あいかわらずの、超適当です。よくわかんないけど、ヘッジするとお金がもらえる。最強では?
一年後
2023年8月のアメリカ人
1億4500万円の日本株は、1億7400万円の日本株になった。
1年後に1億4500万円→100万$にする権利を行使しないといけないけど、
アメリカ国債が格下げなので、資産を分散したい日本株は持ってたい。
権利を延長する。
1年後に1億7400万円→120万$にする権利を予約。
当然6万6000$もらえる。
以上により、
1億4500万円→100万$(先物)
1億7400万円→120万$(先物)
この変化で、ドル買い圧力は増大しているので、
円安に振れたのでしょうか?(すべては適当です。)
とりあえず、保険に入るとお金がもらえるのは、狂ってるとしか言いようがないw