アンパンマンの秘密「愛と勇気だけが友達?」

最近の読書傾向としましては、「資本論」を読むというのが中心になっています。

ただ、そればかりだと飽きてしまいますので、「日本の左翼」関係の本を読むことが多いです。北一輝、池上先生などなど。

そんな流れで福島みずほ先生(社民党)の本を読んでみることにしました。対談集のような本なのですが、その中にやなせたかし先生(アンパンマン)との対談がありました。どんなお花畑な対談がされるのでしょうか?w

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憲法を手に格差と戦争をくいとめよう」wという本ですが、私の常識が破壊されるようなことがのっていました。

以下参照です。

 

やなせ あのテーマソングについて、うちへ投書が来るのです。「愛と勇気だけが友達で、あとの人たちは友達ではないのですか」と。それは、普段はみんな友達ですが、自分が戦うときには誰かをあてにしてはいけないんです。戦う時は、そして死ぬ時は、自分1人だけ。友達は愛と勇気だけだと。だから、あとの人は友達でないという意味ではないんですけどね。

 福島みずほ (話題を変更)」

アンパンマンらしからぬ硬派な発言に福島先生もびっくり!

風は蕭々(しょうしょう)として易水寒く(つめたく)

壮士ひとたび去かば復たび還らず

秦の始皇帝暗殺を請け負った荊軻が読んだ有名な詩。悲痛な決意が伝わります。アンパンマンのテーマソングはこれと同じ意味だったw)

 

やなせ 僕もすごく弱い人間で、怖いことからすぐ逃げ出してしまう。でもやらなくちゃいけない時があるんです、どうしても。(中略)

 アンパンマン自体はとても弱い。他のヒーローと比べても最も弱い。ちょっと顔がゆがんでも、もうだめですから。それぐらい弱いんだけど、ここぞという時は戦うとうことではないのかな。つまり、いつもずっと弱くて逃げてばかりではダメで、どうしてもこの一線はゆずれないという時は戦わなくてはいけないんですね。

 福島 ご本を読んでも、やなせさんの優しい部分とすごくユーモラスな部分と、硬骨漢の部分が出ていて面白かったです。」

(やっぱり、ドラえもんはダメだ!安易な人間になる。だからドーンのビジネスマンを書いたのでしょうか?俺は弱くても戦う。アンパンマンのように!やなせさんは、ウルトラマンが町を破壊するのが気に食わなくて、食糧援助するアンパンマンを思いついたようです。)

 

福島先生の本は労働組合の辺は面白く読めました。憲法は読んでません。